音声作品、特にASMRやシチュエーションボイスは、スピーカーで聴くと魅力の半分も伝わりません。とはいえ、高価なヘッドホンが必須というわけでもありません。買い替える前に試すことと、買うなら何を見るかをまとめます。
買い替える前に試すこと
- 音量を普段の半分にする:ささやき系は小さい音に情報が詰まっています。大きい音で聴くと、息の音が耳障りになり、距離感も壊れます
- イコライザーをフラットに戻す:音楽用の「低音強調」設定は、声の質感を濁らせます
- 周囲を静かにする:換気扇やエアコンの音は、ささやきの帯域とぶつかります。夜、寝る前が向いているのはこのためです
- 左右を正しく装着する:バイノーラル録音の作品は、左右が逆だと「後ろから話しかけられる」演出が成立しません
イヤホン・ヘッドホンを選ぶ基準
- 密閉型(カナル型):外の音を遮断でき、小さい音が聴き取りやすい。音声作品にはこちら
- 有線か無線か:無線でも問題ありませんが、Bluetoothの圧縮で細かな息の音が丸くなることがあります。こだわるなら有線
- 装着感:1時間以上つけることが多いので、耳が痛くならないものを。寝ながら聴くなら、耳から出っ張らない小型のもの
価格帯の目安
- 3,000円前後:有線のカナル型で十分に楽しめます。まずここから
- 1万円前後:声の質感、息づかいの再現が明らかに変わります。音声作品を月に何本も聴くなら投資する価値あり
- それ以上:音楽用の高級機より、「中音域が素直なもの」を選ぶ方が音声作品には合います
ヘッドホンの方がよい人
長時間でも耳の中が疲れない、密閉感が高い、という理由でヘッドホンを好む人も多いです。ただし寝ながら聴くには向かないので、寝落ち用途ならイヤホンを勧めます。
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